道具こそ命! その36 考案!スナイパーノット

道具こそ命! その36 考案!スナイパーノット




 いやはや何なんでしょうこの寒さは(+o+)
スナイパーは久しぶりに風邪をひいてしましました。
と言っても熱が出ている訳ではなく、鼻水がズルズル状態に陥ってるだけですが…
さて、今回はノット(結び)のお話です。
このブログを普段からご覧になっている方はもうお分かりでしょうが、
スナイパーは自他共に認めるPEライン嫌いです。
実は、全くの食わず嫌いという訳でもなく、遥か昔、15年以上になるかな、
どうかするともう20年近く前、一度バスフィッシングにPEを導入したことがあります。
きっかけはD社の出したTDセンサーなるモノw
船釣りで使用される高感度PEをバスフィッシングに、という触れ込みで売りに出された時期がありました。
まあこの会社の得意技で、口八丁、手八丁でさんざん消費を煽っておきながら、
使えないと消費者が気づくと、しれーっとフェイドアウト。
「使えない」というより「必要ない」と言った方が正しいかもしれませんが、
以来、スナイパーにとってPEは文字通りの「無用の長物」に過ぎなくなっています。
さて、前置きが長くなっていますが、PEの煩わしさの一つにリーダーの結節があります。
まあ、巷でよく使われているアルファベット2文字のノットなんて面倒臭いのひと言。
もっとシンプルにできないものかとずっと考え続けてきましたが、
なんとか形になったので紹介することにしました。
名付けて"スナイパーノット"です。





 まずは既存のノットの考察を簡単に。
既存のノットの多くは「摩擦系」です。
厳密に言うと結んではいないのです。
ナイロンもしくはフロロのリーダーにPEを巻き付け、あるいは編み込み、食い込ませ、
その摩擦で留めるといったイメージです。
結ぶのは最後のすっぽ抜け防止の部分です。
結ぶと強度低下が著しいと言われるPEなので、必然的にそうなったのでしょう。
で、この「PEは結ばない」というコンセプトを生かして、
なおかつ、何回も巻き付けたり、編んだりしなくて…
と考えて以下のノットを考案しました。
ではどうぞ。





 今回用意したPEは

 spiderwire120202

 アメリカサファリランド社のスパイダーワイヤー。
6lb.相当の細さで20lb.強度のもの。
上述のTDセンサーと同時期に購入したもの。下手すりゃ20年モノwww
今はこれしか持たん。
リーダーはいつも使ってるストレーンオリジナルの20lb.ナイロン。






 まずはPEを指に3回巻き付けます。

 sniperknot120202-1

 sniperknot120202-2

 要は3重の輪っかを作るということです。
これがリーダーを結ぶアイになります。






 白羽の矢を立てたのはパロマーノット。
スナイパーが最強と信じてやまないノットです。
つまりは、PEは結ばずにリーダーを結ぶ、逆転の発想です。

 sniperknot120202-3

 sniperknot120202-4


 先のPEの3重の輪っかをアイに見立て、リーダーをパロマーノットで結びます。
肝心のパロマーを知らない人はこちらをどうぞ。
パロマーノット結び方
ただ、ここで注意点が一つ。
パロマーは最後に結ぶ対象を輪っかにくぐらせますが、
もしリールがロッドにセットしてある場合はPE側、
つまり、タックル全体をくぐらせないといけないことになります。
が、ご安心を。
リーダーを予め必要な長さに切っておいて、リーダーを輪っかにくぐらせましょう。






 次にメインライン(PE)を引っ張るとラインがスルスルと滑り、
輪っかがひとつずつ締まっていきます。
画像は輪っかが全て締まった状態です。

 sniperknot120202-5

 もちろんこのまま引っ張り続けると最終的には抜けてしまいます。






 で、最後の仕上げに

 sniperknot120202-6

 sniperknot120202-7

 余ったラインを片結び1回、さらにハーフヒッチを4~5回やって締め込み、
余分なラインをカットすれば完成です。
慣れれば2分とかからないはずです。




 
 さらにこれでも面倒だと言う人(スナイパーw)のために、
より手順を簡単にしたVer.2も紹介しておきます。

 sniperknot120202-8

 sniperknot120202-9

予めPEをエイトノット(8の字結び)でチチワを作っておいて、
輪っかを3重にしておいて後は同じ手順です。
最後のすっぽ抜け防止の片結びとハーフヒッチの手間が省けます。
こうなると、ものの1分でも可能になります。





 さて、肝心の強度ですが、簡易実験を実施です。
リーダーの先端にワームフックをこれまたパロマーで結び、
愛用の社長椅子w(推定重量10kg以上)に引っ掛け、
持ち上げたり、引っ張ったりしました。
さすがに完全に持ち上げることはできませんでしたが、
足を浮かせることは可能でした。
また、緩めた状態から急激に引っ張り、切ろうと思いましたが、
フックの方が伸びてしまいました。

 sniperknot120202-10

 さらに直接椅子に結び付け、急激に引っ張り、どこで切れるかの実験も
5~6回やりました(Ves.2も含め)が、切れたのはリーダーのどこかの部分。
PEや結び目の破断は一度もありませんでした。
実はパロマーを採用した理由はここにあります。
このノットはホントに強い。
実釣で根掛かったときに切ろうとしても結び目で切れてくれず、
高切れすることもしばしばです。
今回は結び目から1cm程離れた所が切れたことが多かったです。
おそらく結んで締め込むときに一番摩擦が発生する部分です。
つまりは結び目以外の一番弱いどこかで切れる可能性が高いと考えていいでしょう。
言い換えれば、ノット自体はかなりの強度を持っているということです。
難点はパロマー特有の結び目のコブの大きさです。
これがガイドを通るときの不快感はかなり大きいと想像できます。
飛距離にも影響は出るでしょう。
と考えれば、ジギング等の真下に落とす釣りに限定したほうが良さそうです。





 さて、実戦投入ですが…

肝心の考案者が今のところPEを使う予定はありませんwww 

まあ、モノ好きな方がいらしたらお試しください。
その際、ラインブレイクでルアーや仕掛けをロストしても
一切責任は負いませんのでご了承くださいw
TOSHさん、もし気が向いたら、ラボでの本格強度実験よろしくお願いいたしますm(__)m
くろまぐろ氏、実戦投入で最初の犠牲者になってください(~_~;) 
今度サンプル持っていきますので、忌憚なきご意見お願いいたします。
今回はこれまで(^O^)/







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~ Comment ~

No title

ワオッ!!面白いですね~!^^
さすがスナイパーさん、まったく新しいことを考えますね!!


最後の文章で自分の名前が出てきてドキッ!っとしました^^;でもご指名とあらば!任せてください♪
近いうちに!?やらせてもらいますので期待せずに
お待ちくださいませ(笑)

っていうかエイトノット強いですね!?
実は今回の一番の自分の注目はソコ(笑)
PEに使うとかなり」弱い認識だったのですが・・。
ソコも実験対象ですね、はたまたスパイダー
そのものが実は強いのか??( ̄ー ̄)ニヤリッ

ほこ×たて

わ、PEの記事なんて! と思ったらちゃんとオチがw

私のノット師匠はモチロン師匠ですが(わかりづらい)、
他には丸橋英三さんの「フィッシング・ノット事典」が良き先生でした。
小倉隆典さんの精密イラストが見易くて判りやすかった。

そこで覚えたジャンスィックスペシャルやブラッドドロッパーズループ、
オフショアスイベル、改良内掛結び等、どれだけ役に立った事か。

そういえば職場の喫煙室でブラッドノットの練習したの思い出しましたわ~w

>TOSHさん

いきなりの指名ご容赦くださいm(__)m
最後のオチのとおり、半分暇つぶし記事です(^_^;)
もし気が向いたら実験対象にお加えください。

そこなんです。
エイトノット部分で逝くだろうなと思いきや、持ちこたえました。
もちろんビミニツイストのほうがベターでしょうが、
全国に何人かいるであろうスナイパー並の面倒臭がりのためのVer.2ですw
他のPEだったらどうなのか???ですね。

>naraki氏

最後のオチで椅子から滑り落ちた人の数は全国で何人かな(*^_^*)
数あるノットの中でもパロマーとブラッドノットは神ですな。
普段の釣りではその2つしか使ってませんね。
結局は自分の好みのノットに落ち着くということですかねw
職場にタックル持ち込んでいたあの頃…遠い目

No title

おつかれさまですw
今回はなかなか興味深い記事ですねww
ノットやPEに関しては僕もホントに考えさせられることが多いです(´◇`)
ノットの結束に関しては当初僕もかなりめんどくさい考えだったんですが今となってはFGもしくはフィッシャーマンズノットを多様します
使っていればFGも5分以内で結べます
今となってはソルトに関しては90%の割合でPEを使うまでになりましたww笑
ノットがめんどくさいながらもPEを使い続けたのは感度やライン強度アドバンテージを評価してた自分がいたからでしょう
今までいろいろなPEを使いましたがクソラインは今だにかなりあるようです
SU○LINEとかVA○IVASだけは信頼をおいてます

あ!ちなみに僕もバスだけはPEを使いません
使うとすれば、冬場に水深20mで橋の上からスプリットショットを落としたりする時ぐらいかなぁww笑

こんばんは~
道具に対する考えは、どのジャンルの釣りから始めたか、
いつから始めたかなどに大きく左右されますね。
スナイパーは今となっては生きた化石シーラカンス的アングラーの一人かもしれませんw
天の邪鬼なので、時代の趨勢に逆らうのが趣味なのかもしれません(>_<)
今後はオフショア(船釣り)の機会が増えそうなので、
近々PE導入もあるかもしれません。
その時に備え、最強不精ノットを今後も考えていきたいと思います(~_~;)

出撃しました

久々の本職、ジギングに行ってきました。最近は楽だからと白身魚に浮気していましたが、厳冬期の凪の日となれば話は別です。しゃくってズドンのジギングです。魚も美味いし!ノットの調査も兼ねました。
釣果ですが、1~2キロのネリゴ入れ食い、と5キロ頭にヒラマサ3本でした。ちなみにヒラマサは全てお裾分けして、私は良い型のヒレナガカンパチ一匹だけいただきます。スナイパーさんも参加できたら良かったですね。
あとのノットの調査ですが、一回も根掛かりしなかったので出来ませんでした(笑)また次回にとっておきます!
次はご一緒しましょう。

お疲れ様でした(^^ゞ
今回は凪のタイミングがドンピシャリでしたね~
ネリゴの入れ食いにヒラマサ…うらやましいッス!
ノットは責任持ってまずはスナイパーが自爆してみせますwww
お勧めのジグ買って次の出撃に備えときます。
あとは凪のタイミングですね^^
待ち遠しいな~
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